フリーランスとして独り立ちし、来年の確定申告で立ち往生しないために今から手をつけておくべきなのが、日々の会計帳簿づけだ。
ぶっちゃけ「確定申告」と聞くだけで口元がムッとなるし、日々そういった取引を記録するのがめんどくさくなる気持ちは痛いほど分かる。けれど、そういうのも塵積(ちりつも)で、後回しにするほど直前になってゲロを吐きたくなるもの。
そうならないために、今回はなるべく簡単かつ正確に、日々のお金の取引を記録していくためのおすすめツールを紹介していく。 実際に自身も使用している会計ツールだから、フリーランスや自営業、日々の帳簿づけで頭を抱えている人たちは、ぜひ今回の記事を参考に確定申告をするっと通過してほしい。
クリエイターにとっての「会計」というノイズ

クリエイターとして活動する中で、日々の帳簿付けや毎年の確定申告といった事務作業は、本来の創作活動を妨げる大きな「ノイズ」になる。
一円の利益すら生み出さないにもかかわらず、絶対に逃れられないタスク。
だから最も重要なのは、この作業を「いかに速く、正確に終わらせるか」に尽きる。
とにかく会計処理にかける時間は極限まで削ぎ落としたいが、税理士や税務署に目をつけられないためには、高い「正確性」も同時に担保しなければならない。
この課題をクリアするため、さまざまな方法やソフトを検討した結果、「マネーフォワード クラウド確定申告」を導入する結論に至った。
導入の恩恵は大きく、日々の帳簿づけはほぼ自動化されたと言っていい。
取引のたびに即座に処理する手間は消え、1〜2週間に1回、取引が少なければ月に1回まとめて確認するだけで、速さと正確性を両立できるようになった。
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オールインワンの強み:なぜマネーフォワードクラウドなのか

数あるクラウド会計ソフトの中で、なぜマネーフォワードを選んだのか。
理由は大きく3つある。
1. 圧倒的な自動連携と、それを支える豊富なAPI
第一の理由は、銀行口座やクレジットカード、外部アプリとの同期による「入力作業の排除」。 ここで鍵となるのがAPI連携。
これは、異なるサービス同士を安全に繋ぎ、データを自動で受け渡しする仕組みのこと。

通常であれば「銀行口座を確認し、明細を目視し、会計ソフトへ手入力する」という不毛なステップが必要になる。
しかし、このAPI連携を活用すれば、システム同士が「利用日」や「金額」といった必要情報だけを勝手に共有してくれる。
つまり「手入力を極限まで減らしつつ、データの正確性を担保する仕組み」が最初から備わっているのだ。
この連携の豊富さは、将来的なシステムの拡張性を考えても、大きなアドバンテージになる。
2. 決済プラットフォーム「Square」との親和性
ECサイトや実店舗での決済に使う「Square」などの外部サービスと、裏側でデータが勝手に同期されるメリットは計り知れない。
噛み砕いて言えば、「Squareで決済した瞬間に、その金額と日付が会計ソフトの帳簿へ自動で記録される」ということ。
通常なら、一日の終わりにレジの履歴を確認し、一文字ずつ手入力するという「苦行」が待っているが、先述した豊富なAPI連携により、システムがそれらをすべて自動で肩代わりしてくれる。自分が制作に没頭している間も、帳簿は正確に更新され続けるというわけ。
人間特有の「打ち間違い」や「入力漏れ」という概念すら物理的に排除できる。これこそが、クリエイターがバックオフィスを自動化すべき最大の理由。
ちなみに決済サービスにはBASEやAirレジなどもあるが、Squareを推す理由は、手数料の低さとカスタマイズのしやすさ、そして対面・オンライン両方の決済を一つに集約できる強みにある。
おまけにショップサイトの構築から請求書・見積書の作成まで網羅でき、しかも無料で使い始められる。 詳細はいずれ別記事で解説するが、気になる人は以下のリンクからサイトだけでも確認してほしい。
3. 法改正への即応性と、信頼できる「マッチョライオン」が紹介
インボイス制度や電子帳簿保存法といった、面倒かつ複雑な法改正。
これらに対しても、無料でシステムがアップデートされ、迅速に対応してくれる。
特にマネーフォワードは、電子帳簿保存法のすべての保存要件(電子帳簿等保存・スキャナ保存・電子取引)を包括的にカバーしており、バックオフィス業務を完全にオンライン化できる。
あとは、比較検討に悩んでいた際、あの「マッチョライオン」こと両学長がイチオシしていたというのも、実は決定的な安心材料となったのはここだけの話。
おすすめ副業ツールとして紹介されているから、気になる人は下記の動画をチェック。
運用のルーティンと「半自動化」のワークフロー

確定申告を「年末の大掃除」にしないための最大のコツは、作業を溜め込まないための「運用のルーティン化」にある。
効率的な運用を支える3つの戦略を整理。
1. AIを活用した「半自動」のワークフロー

正直に言えば、現時点で完全な自動化を実現するのは難しい。とはいえ、システムに「ある程度」業務を肩代わりさせることは十分可能。
自身の運用方法としては、未仕訳の項目で判断に迷った際、その画面をスクリーンショットで保存し、AIへ適切な仕訳内容を問い合わせるようにしている。
回答をもとに登録を行うことで、フィードバックが蓄積され、次回以降の入力精度が徐々に向上していく。この繰り返しによって、処理速度と精度の両方を底上げできる好循環が生まれる。
また、仕訳だけでなく、操作方法や設定で分からないことが出てきた際も、スクリーンショットをそのままAIへ投げて聞いてしまうのがおすすめ。
以前であれば検索に時間を取られていたような細かな疑問も、今ではかなり短時間で解決できる。せっかく使える時代の恩恵なのだから、活用しまくってほしい。
2. ペーパーレスと証憑の「二重管理」

レシートなどの証憑(しょうひょう)類も、スマホアプリでスキャンしてクラウド管理しておくと非常に楽。
マネーフォワードには仕訳に証憑を直接添付する機能があるため、そこで一緒に保管しておけば、後からいつでも内容を確認できる。
もちろん、ネットショップで備品等を購入した際も同様。Amazonや楽天などの購入履歴から領収書のPDFデータをダウンロードし、そのまま仕訳に紐づける。
私の場合、万全を期すためにマネーフォワード クラウド上での保存に加え、Dropboxにもデータを同期させる「二重管理」を徹底している。
通常であれば、クラウド上のデータとあわせて、念のため紙媒体の領収書やレシートも保管しておくのが無難。
3. 事業用決済のルール化

このシステムを機能させるための前提は、仕事に関する支払いをすべて「マネーフォワードに登録したクレジットカード」で行うこと。
どうしても現金払いしか受け付けていない場面以外は、登録済みの事業用クレカで支払いを完結させる。
もし万が一、現金払いが発生したときは、記憶が鮮明な当日中に仕訳業務を終わらせておくのがおすすめ。
他社サービスとの比較(freeeとの違い)

クラウド会計ソフトを選ぶ際、避けては通れない比較対象が「freee会計」。
一番安いプランは正直実用性が物足りない気がするから、実際にストレスなく運用できる「標準的なプラン(実用レベルのプラン)」で比較していく。
それぞれの強みと弱み、そして運用コストを整理したのが以下。
| 会計ソフト名 | こんな人におすすめ | メリット(強み) | デメリット(弱み) | 推奨プランの費用(税抜) |
| freee会計 (スタンダード) | 経理を自動化したい 効率重視派 | ・領収書の画像解析が強力 ・定期請求書の発行も自動化 ・スマホだけで完結する操作性 | ・独自の操作感に慣れが必要 ・他社に比べ月額費用が高め | 月額:2,980円 (年払い:1,980円/月) |
| マネーフォワード (パーソナル) | 数字を正しく把握したい 仕組み化重視派 | ・データ連携の安定性が高い ・従来の会計知識がそのまま活きる ・他サービスとの連携が豊富 | ・基礎的な簿記知識がないと迷う ・スマホアプリは確認がメイン | 月額:1,680円 (年払い:1,280円/月) |
1. freee会計の特徴
「収入・支出」といった日常語を用い、家計簿のような入力形式を採用することで、簿記の知識が全くない初心者向けのアプローチをとっている。
画面の質問に答えるだけで帳簿が完成する仕組みを採用。
スマホアプリの機能が充実しているため、PCを開かずにスマホだけで完結させたい層には適している。
しかし、その家計簿のような独特な作りゆえに、裏側でどうお金が処理されたのかが見えにくい。
そのため、少しでも経理の知識がある人間にとっては、かえってシステム側の意図が読み取りづらく、作業の手間に感じてしまう欠点がある。
2. マネーフォワード クラウドの特徴
世の中の一般的な会計のルール(借方・貸方など)をベースにしつつ、外部データの自動取り込みを追求したバランスの良さが特徴。
銀行口座やクレジットカード、各種決済サービスと自動で繋がる連携機能に極めて強く、会計のみならず請求書の発行や経費精算までを一元管理できる。
最低限のお金の動き(簿記の基本)を理解し、事業の成長に合わせて経理全体を論理的に「自動化・仕組み化」したい人に向いている。
3.なぜマネーフォワード クラウドを推すのか
正直、個人的には「マネーフォワード クラウド」が圧倒的におすすめ。
その最大の理由は、単なる業務効率化を超えた「事業の将来性」と「お金の勉強」という観点にある。
たしかに、知識ゼロから始めるのであればfreeeの「質問に答えるだけ」というアプローチは一時的に楽かもしれない。
だけど、フリーランスとして活動を続け、事業の規模を拡大していく上で、自身のお金の動きを論理的に把握する能力(=簿記の基礎知識)は不可欠といえる。
マネーフォワードは、従来の会計構造の枠組みをあえて残している。
そのため、システムを利用して仕訳や確認を行う過程で、自然と「お金の流れ」や「簿記の仕組み」に慣れていくことができる。
最初から完璧である必要はないから、ある程度の事業の将来性を見据え、自らの経営状態を正しく読み解くための「お金の勉強」として、マネーフォワードを始めてほしい。
まずは無料期間だけでも触ってみると、日々の帳簿づけのストレスがかなり変わると思う。
下記の青文字からマネーフォワードクラウド会計にアクセス。
自動化でカンタンに書類作成 マネーフォワード クラウド確定申告まとめ:活動の時間を増やすために

優れたツールを導入することは、単なる効率化ではなく「時間を買うこと」。
マネーフォワード クラウドの導入によって煩わしい事務作業から解放されれば、自身であればカメラを握る時間、執筆する時間、そして制作に向き合う時間といった「本来の仕事」に集中できる環境を整えることができる。
バックオフィスの仕組み化に投資し、事務的なノイズを極限まで取り除くことは、クリエイティブを維持するためにも必要不可欠。
なにより、マネーフォワード クラウドは初月1ヶ月無料で試すことができる。
この1ヶ月で全ての連携を済ませ、絶対に使い倒すという覚悟を持って導入してみてほしい。
そこで手に入る「時間という余白」こそが、クリエイターにとって最も価値のある収益になるはず。

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