今回は、紙媒体の本や資料などを電子書籍化して持ち歩く方法について解説していく。重たい辞書や教科書などを持ち歩きたくない人はぜひチェックしてほしい。
- 参考書や辞書などの荷物を減らしたい人
- 本をタブレットやスマホで管理したい人
- 本の自炊方法について知りたい人
方法は3パターン
今回は本(参考書や辞書)を電子書籍化する方法について紹介していく。
特にタブレットなどを持っている人は活用してほしい。
方法としては以下の3パターンがある。
- 自炊レンタルスペースの活用
- 自炊代行サービスの活用
- スマホアプリの活用
オススメは「1.自炊レンタルスペース」を活用した方法。
こちらは本をデータ化する機材が揃っており、作業自体は自分で行うというもの。
データを保存するために自前のUSBメモリが必要になる。
ちなみに私が使った自炊レンタルスペースは30分1,050円。
作業環境や料金設定はそれぞれ異なるため事前に確認しておこう。
今回はこちらの方法をメインに解説していく。
「2.自炊代行サービスの活用」
これは本を郵送で送りデータ化してもらう方法。
本は返却されない事が多いが、全国展開されており価格設定も比較的安価。
全国どこでも頼めるというのが特徴でこちらの方法もオススメ。
「3.スマホアプリの活用」
スマホで写真を撮ってアプリから読み込む方法になるが、処理や読み込みに時間がかかってしまうのと、文字認識の精度が微妙なため、あまりオススメはできない。
10ページ以下であれば時間はあまりかからないが、やはり高性能な機器を使うに越したことはないという印象。
具体的な方法
本を自炊する工程について解説していく。
基本的にはレンタルスペースの裁断機を使用することになる。
またカッターナイフで裁断する方法もあるから、自宅で行う人はインターネットやYouTubeで検索して、自身にあった裁断方法を見つけよう。
この作業を行うときに重要なポイントが1つある。
OCR処理を行うこと。
簡単に言うと本の文字を認識する機能。
これをしておくことで検索機能が使えたり文字の選択ができるようになる。
基本的なレンタルスペースではOCR処理が備わっているプリンターが置いてあると思うが、気になる人は一度確認してみよう。
OCR処理は重たい作業となるため、スマホアプリでは読み込みにかなり時間がかかってしまう。
仮にもしスマホで行う場合はAdobe ScanやCamScsnner、スキャナープロがオススメ。
読み取りが完了した後は名前をつけて保存するだけ。
自炊レンタルスペースではUSBメモリに保存することが多いため必ず持参しよう。
オススメは自炊レンタルスペースの活用
自炊スペースの活用がオススメできるポイントは以下となる。
- 高性能な道具や機器が揃っている
- 短時間で電子書籍化できる
- 価格設定も比較的安価
- 裁断した本を持ち帰れる
レンタルスペースでは比較的高性能な機材が揃っているため、ストレスなく短時間で作業を終わらせることができる。
また本も持ち帰れるため、紙媒体としても保存ができる。
私が利用したレンタルスペースは30分1,050円で、3冊分の読み取りを行った。
しかし本の自炊レンタルスペースもまだまだ普及されていないため、都心部に限られてしまうのがデメリットになってしまう。
まとめ
本を電子書籍化する方法ついてポイントを整理する。
- オススメは自炊レンタルスペースの活用か自炊代行サービスへ依頼する方法
- スマホでも読み取り可能だがOCR処理に時間がかかる
- 本を電子書籍化するときにOCR処理を行う
私も始めは低予算で済ませたいと思い、自分で裁断してアプリで読み取ろうとしていた。
しかし100ページ以上となってくると1時間以上かかるのは当たり前で、少なくとも2~3時間以上かかってしまう。
先の見えない作業に絶望していたところ、本の自炊スペースがあることを知り、すぐに向かった。
自宅から片道約30分と近くはなかったが、キレイに処理できたうえ、短時間でこの作業が終えられたためすごく助かった。
参考書や辞書は頻繁に買う物ではないため、また次回購入したら利用してきたいと思う。
実は裁断した本はメルカリで売却することも可能。
一冊分ではあるが例として全体の収支を以下に記載。
3620円(本の購入)+1050円(レンタルスペース)ー2345円(メルカリで2800円で売却)=自己負担2325円
本日も最後まで読んでくれてありがとう。
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